立山カルデラ展望台





立山黒部アルペンルートの途中、標高1940mの所に弥陀ケ原バス停があります。 周辺には大小3000以上もの池塘(ちとう)があり、立山ではこれを”餓鬼(がき)の田圃(たんぼ)”と呼んでいます。遊歩道が整備されており、高原の湿原を散策することが出来ます。

バス停そばにある国民宿舎「立山荘」横から遊歩道を歩いて15分程で、立山カルデラ展望台に着きます。

ここは、立山カルデラの絶壁上で、足下は深くえぐられ、目の前には、大きく崩壊した鳶山(とんび山)や多枝原平(だしわらだいら)とそこに築かれた砂防ダム群を、眼下には松尾平の湿原、刈込池、乳青色の池面から湯気を立ち上げる新湯を望むことができます。

立山カルデラのパノラマ風景を堪能するには絶好の展望台といえます。