2026(令和8)年度 特別展

立山から南極へ

〜南極観測70年の始まりと今〜
「地球の覗き窓」を開いた立山ガイドの挑戦と、受け継がれる未来への観測
【始まり】 第1次南極地域観測隊 (1956)
オングル島に集まった芦峅寺五人衆
東オングル島に集った5人の立山ガイドたち
宗谷へ向かう犬橇
南極観測船「宗谷」へと戻る犬橇

今から70年前、未知なる極限の地へと挑んだ第1次南極地域観測隊隊員53名の中に5人の「立山ガイド」がいたことをご存知でしょうか。彼らは卓越した山岳技術を活かし、南極観測の重要拠点となる「昭和基地」の建設などに大きく貢献しました。

【今】 第65次南極地域観測隊 (2024)
第65次隊夏冬集合写真(一部)
第65次南極地域観測隊メンバー(一部)
観測船しらせと東オングル島
南極観測船「しらせ」と東オングル島

70年を経て、今も受け継がれるバトン。当館学芸員が広報隊員として同行し、日本が挑む極地研究の最前線を取材しました。画像提供:国立極地研究所

【旨趣・概要】
地球環境の過去・現在・未来を映し出す「覗き窓」――南極。今から70年前、敗戦国日本は、国際科学協力への復帰と日本社会の自信と希望を託し、日本から1万4千km離れた極限環境の地へ、第1次南極地域観測隊を派遣しました。本展では、第1次隊に参加し、基地建設や越冬観測を支えた5人の立山ガイドの活躍を振り返りつつ、第1次隊に関する貴重な歴史資料を展示します。さらに、第65次隊に広報隊員として参加した当館学芸員が、調査チームへの取材活動を通して捉えた写真や映像資料を紹介します。また、国立極地研究所などの協力のもと、日本が70年にわたって積み重ねてきた南極観測の成果と、現在進められている最前線の極地研究についても紹介します。本展を通して、時を経てもなお立山と南極をつなぐ、人々の挑戦と探究の物語をたどります。
📅 開催概要
  • 会期: 2026年10月10日(土)〜12月13日(日)
  • 会場: 富山県 立山カルデラ砂防博物館
    (エントランスホール・企画展示室)
  • 観覧料: 無料(常設展・大型映像の観覧は別途有料です)
  • 主催: (公財)立山カルデラ砂防博物館
  • 後援: (特非)立山エベレスト友好協会、
     (一社)立山黒部ジオパーク協会
  • 協力: 国立極地研究所、東京海洋大学、兵庫県立大学、
     (公財)名古屋みなと振興財団 名古屋港水族館
❄️ 注目の展示
  • 4面マルチ VRシアター: 南極にたった2%しかない大地の姿を360度映像で体験しよう!
  • 3DCG標本を観察しよう: タッチモニターでインタラクティブ体験
  • 特別上映: 「白い大陸へ 第一次隊の記録」「ペンギンの国」など多角的に紹介
  • ナピア岩体岩石標本: 超高温変成作用を経験した地球最古級の地殻
  • 芦峅かんじき: 南極で使用されたかんじきが70年ぶりに里帰りします
🎤 関連行事:特別講演会「観測隊のおしごと」(立山黒部ジオパーク協会 大地を探るリレー講演会)

日 時: 11月7日(土) 13:10〜16:20 (12:50開場)

参加費: 無料・予約不要(先着順)

駐車場: 講演会聴講の方は千寿ヶ原駐車場(地図リンク)などの公共駐車場をご利用ください

【講 師:第65次南極地域観測隊隊員】

・岩石チームのおしごと:森 祐紀 氏(兵庫県立大学)

・お魚チームのおしごと:松田 乾 氏(名古屋港水族館)

・庶務、広報のおしごと:山岡 麻奈美 氏(行政系独立法人)

※トークセッション「南極での生活・食事・娯楽」も!

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