自然現象は人の暮らしと様々な形で関わり、ときには恩恵として、または災害として人間の生活基盤はもとより生存そのものにまで危険をおよぼす場合もあります。それは、私たち人間が自然の営みに組み込まれていることによる必然であり、我々はそのことを受け入れ、自然現象の恵みや恐ろしさを正しく理解しなければなりません。しかし現代社会においても、これら自然現象を直接見たり体験したりすることは困難であるため、必然的に座学から知識を獲得しなければなりませんが、正確に理解することは難しいものです。
このサイエンスショーは皆さんに、自然現象の不思議や脅威を再現実験によって「真似て・観る」ことで、楽しみながらその仕組みや作用について直感的に理解していただくことを狙いとしています。
全国から選りすぐりの実験講師をお迎えし、様々な自然現象の核心に迫る２日間です。 |
| 実験内容 |
| 実験講師 |
演 題 |
内 容 |
| 会 場 |
分野［キーワード］ |
| 納口恭明先生 |
防災ふしぎ実験 |
災害という脅威の自然現象を身近な生活雑貨でつくるミニ実験装置で間近に観察、体感してみます。 |
| 映像ホール |
自然災害［ 雪崩･土石流、地震（共振、地盤液状化）］ |
| 平松和彦先生 |
雪と氷の不思議 |
空の上で雲がわいて、氷が生まれて雪へと成長し、地上へ落ちてくるまでの様子や、氷の不思議な特徴を観察します。 |
| 映像ホール入口 |
雪氷、気象［雲、過冷却、氷晶、雪結晶］ |
| 目代邦康先生 |
山から川、海への水と土砂の流れ |
山が崩れて土砂となり、川から海まで運ばれながら地形をつくり変えていく様子を砂山や傾斜水路を使って観察します。 |
| エントランス（博物館玄関前） |
自然地理、土砂動態［地すべり、崩壊、水文地形］ |
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| 会場と時間割 |
| 日 付 |
時 間 |
エントランス
（博物館玄関） |
映像ホール入口 |
映像ホール |
| 7月30日(土) |
11：00 |
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納口先生 |
| 13：30 |
目代先生 |
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| 14：30 |
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平松先生（14：15～14：45） |
南極中継（14：45～16：00） |
| 7月31日(日) |
11：00 |
目代先生 |
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| 13：30 |
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納口先生 |
| 14：30 |
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平松先生 |
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- 観察の難しい場所や環境で起きている自然現象を模擬実験で真似て 、その不思議な仕組みを間近で観察します。
- 一回毎の実験時間は30～40分です。
- 自由にご観覧いいただけます（途中入退場可）。
- 各テーマの自然現象や実験内容についての疑問・質問にもご質問いただけます。
- スケジュールを変更することがあります。
- 「南極・昭和基地ツアー！」では南極の昭和基地が全国13の施設とインターネット（Zoom）によって同時接続され、基地内外の様子や観測隊の紹介、また短時間にはなりますが参加者の皆さんから越冬隊員への質問もお受けする予定です。イベント詳細（極地研ウェブサイトにジャンプします）
- 各会場において感染症対策を行いますが、必ずマスクを付け、密を避けてご観覧ください。
多数の方がお集まりの場合は、やむを得ず入場制限を行う場合があります。
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