ホットな情報コーナー
2007/07/14(土)
 第2回講演会
  「立山火山の生い立ち」
 北アルプスの火山の研究のため立山連峰などを調査し「立山地域の地質」を原山智氏らとともに発刊された中野俊氏(産業技術総合研究所・地質情報研究部門・火山活動研究グループ長)をお招きし、「立山火山の生い立ち」というテーマで講演会を行いました。立山カルデラの成因、雄山などの立山と立山火山の違いを調査時に撮影した写真や図を使いながらわかりやすく説明していただきました。講演の後、伊藤和明氏(立山カルデラ砂防博物館名誉館長)をナビゲータとしてトークイベントを行いました。調査時の様子や立山火山の噴火がどのようにして解明されてきたのかなど、興味深いお話しを聞くことができました。イベント終了後には、中野氏が持参した立山火山の岩石を実際に手にし、熱心に質問される姿が印象に残りました。