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2012年 7月28日(土)〜9月24日(月)
  2012年度企画展「氷河と万年雪」
 立山連峰で日本初の現存する氷河が確認されたのを機会に、立山連峰の万年雪と氷河について紹介しました。
 展示では、氷河とは何か、万年雪との違い、世界の氷河分布等をパネル解説した後、立山連峰で発見された御前沢氷河、三ノ窓氷河、小窓氷河について調査の様子やクレバスの大型模型を交えて詳しく紹介しました。また、氷河や万年雪から採取された貴重な氷河氷試料を実物展示しました。
 さらに、山岳写真家の岩橋崇至氏撮影の迫力ある大型写真により、ヒマラヤ、アラスカ、カナダ等の世界の氷河の様子も紹介しました。
 来場者からは、日本に氷河が現存していたことに驚きの声が上がるともに氷河の神秘に触れたとの感想を多くいただき、好評を博しました。
 また、立山連峰の氷河形成に重要な役割を果たす雪崩について1万個のピンポン球を流す大規模雪崩実験を期間中毎日3回実施し、約2000名の方に疑似雪崩を体験してもらうことができました。館内には子供達の歓声が響いていました。期間中の入場者は11,275名に達しました。