ホットな情報コーナー
2011年 6月11日(土)
 土砂災害防止月間イベント 砂防フェア2011
サイエンスショー「Dr.ナダレンジャーの防災ふしぎ実験」と工作実験コーナー
梅雨の時期である6月は毎年、土砂災害防止月間に指定されています。土石流・地すべり・崖崩れなどの土砂災害は、地表や土壌中の水分が大幅に増加することによって発生しやすくなります。特にそのような状態が継続的に維持されるこの時期に土砂災害に対する関心を強く啓発し、いち早い避難行動に結びつけるためのイベント、砂防フェア2011が富山市内総曲輪フェリオ グランドプラザにおいておこなわれました。
 
Dr.ナダレンジャーこと防災科学技術研究所の納口恭明先生をお招きして、サイエンスショー「防災ふしぎ実験」が催されました。奇抜な風貌とちょっとした小道具でまず人の注意を引きつけ、巧みなパフォーマンスと雨樋や発泡スチロール、ペットボトルなどのなじみ深い素材を使って核心となる災害現象を簡単かつ分かりやすく再現することで大人から子供まで終始飽くことなく自然災害の理解を深めていただきました。 雪崩の再現
また工作実験コーナーを設け、紙工作でつくる固有振動実験装置「ゆらゆら」を参加者に作っていただきまた。地震が発生したときには地面とともに建物も揺れます。そのとき建物の大きさによって揺れやすい地震のリズムがあり被害の特徴も変わることを理解する実験です。完成した装置にいろいろなリズムで振動を与えたときに大中小3つの振り子の反応がそれぞれ違うことに参加者の方々は素朴な驚きの表情を見せていました。
砂防フェア全体として約800人の方々に観覧していただきました。
紙工作ユラユラ