ホットな情報コーナー
2006/08/26(土)
 伊藤和明名誉館長講演会
  「耐震化のすすめ−大地震に備えて−」
 大地震が起こることによって引き起こされる災害の一つに建物の倒壊があります。1995年兵庫県南部地震を契機に耐震化の重要性が指摘されています。しかし、現実的には公共施設をはじめ耐震化が進んでいるとはいえないのが現状です。
 ジャワ島中部地震や新潟県中越地震及び兵庫県南部地震での建物の崩壊の様子と建築基準法の改正とを対比し、建物の耐震化率・家具の固定率・自主防災組織率などの防災戦略について講演していただきました。1981年に改正された新耐震基準をクリアした建物の被害が軽微だったことに驚かされました。参加者からは多くの質問が寄せられるなど非常に充実した内容となりました。