ホットな情報コーナー
2006/04/15(土)〜05/14(日)
 特別展 「横尾忠則版画展 −富山県立近代美術館コレクションより−」
 今年も富山県立近代美術館のご協力を得て特別展を開催しました。同館の所蔵するコレクションより、世界的に活躍するアーティスト・横尾忠則氏の「龍の器」、「予兆の刻」、「メトロポリス神話」、「ワンダーランド・レッド」の版画作品16点を展示しました。
 近年、この立山に台湾、韓国をはじめとして海外からの来館者が増えています。そのニーズは、立山の自然・歴史理解にとどまらず、日本文化の理解へと拡大しています。こうした変化から、今回は「日本人による世界的レベルの作品紹介」を一つのテーマに掲げました。
 横尾氏は、グラフィックデザイナーとして常に時代をリードし、世界中の注目を集めてきました。その変幻自在な制作の数々は、人間の普遍的な感情に訴えてくるアート本来の本源的な力に満ちています。来館者からは「立山で、横尾氏の作品が観られるとは驚きました。」といった感想が多く寄せられました。国内外を問わず、日本芸術の魅力とアートがもつ本源的なパワーを皆さんに感じ取っていただけたようです。期間中、15,478名の方々にご来館いただきました。