2004/7/3(土)〜25日(日)
高橋敬市写真展 「水めぐる−常願寺川
立山カルデラを源とし富山湾へと注ぐ常願寺川の「水のめぐり」をテーマに  写真家    高橋敬市氏の作品の数々を紹介しました。水の循環の象徴である雲、雨、雪をはじめ、表情豊かな水の流れ、それらに育まれる樹木や草花の四季折々の美しい姿など、様々な一瞬をとらえた力作がエントランスホールや企画展示室を彩りました。水量豊富な称名滝の写真、カルデラに孤高を保ち立つ樹木、風雪が雪山に描いた造形など、次々現れる作品との「対話」を来館された方々は楽しんでおられるようでした。




2004/7/4日(日)
高橋敬市&若林美智子 ギャラリートーク   「水めぐる−常願寺川」
写真展開催に合わせ、7月4日(日)に、高橋敬市氏と胡弓奏者の若林美智子氏によるギャラリートークを行いました。  まず、映像ホールのスクリーンに大きく写真が投影され、それぞれにまつわるエピソードが高橋氏自身により紹介されました。続いて若林氏による心にしみ入る胡弓の演奏がありました。トークショーではバンドネオン奏者の大國徹氏も加わり、「水のめぐりと音楽」をテーマにそれぞれの芸術論が披露されました。最後に高橋氏の作品に合わせ若林氏らによる歌と演奏が行われました。次々に移り変わる美しい映像と胡弓、バンドネオンの音色が見事に調和し、奥行きのある世界が展開されました。「特別ゲスト」として高橋氏もハーモニカで参加されるなど、会場全体が優しく、心安らかな雰囲気に包まれました。